代表挨拶
株式会社ゆきだまの代表の重岡です。
私は今までに4度の会社倒産経験があります。
1回目は中学3年生の時 父の会社が
2回目は大学3年生の時 アルバイトしていた会社が
3回目は大学4年生の時 自分が作った会社が
4回目は社会人6年目の時 勤めていた会社が倒産しました。
子供の頃の私はパソコンが大好きでMSX2というパソコンを使って9歳でゲームプログラミングをはじめました。
自分の思い通りに画面が動く魔法のようなプログラミングに感動し毎日パソコンを触っていました。
子供の頃の夢は「ソニーに入ってパソコンを作る」でした。
パソコンばかりの生活をおくっていた中学3年生の時
父の会社が倒産するという出来事がありました。
目の前がまっくらになりました。
収入は母のパート代のみ。
親戚中からお金を借りて、結局返せずに親戚の縁を切られる。
借金の取り立てが来る。
父と兄は毎日喧嘩する。
という状態でした。
中学生の自分ではどうする事もできず、現実逃避ができるパソコンにますますのめり込んでいきました。
家計は苦しかったですがなんとか大学生になり
プログラミングのアルバイトを始めました。
内容はシェアウェアソフトの開発、ホームページ制作と
今まで努力してきたパソコンを使っての仕事です。
やりがいがあり、毎日が楽しく興奮する生活でした。
しかし、この生活も長くは続きませんでした。
アルバイトしていた会社が給料未払いをおこし、従業員が一度に辞めて倒産してしまったからです。
大変ショックでしたが中学生の無力な自分とは違い
ITスキルには自信があったので一緒に働いていた人達と4人で
「インターネットサービスBig’s」という会社を立ち上げました。
結果はまったくうまくいきませんでした。
ソフトウェア・ホームページを作る技術は持っていましたが
それをお客さんに届ける能力が0だったからです。
いくらいい商品を作っても、それを手にとってもらえなければ価値は0でした。
「このままITという技術だけ磨いていたらダメだ」
「会社経営に必要な能力を磨き、10年後また再チャレンジしよう」
という決意を胸に秘め、会社勤めをはじめました。
それから私はシステム開発会社・Webコンサルティング会社で働きながら
強みのITスキルを伸ばしつつ
苦手だったコミュニケーション・営業・経営を猛勉強し
予定通り10年後に株式会社ゆきだまを設立しました。
私は「大好きなIT企業の成功サポート」をしていきたい。
IT企業で働く人とその家族が幸せになり
中学時代の私のような人達を一人でも減らしたいと願っています。
そのために更なる勉強・実践を続け、IT企業で働く人に役立つ情報を提供し続けます。
将来世界へ羽ばたくIT企業さんのお役に立ち続け、共に成長していきたいです。
2014年 1月 1日 重岡 雅泰